今回はこちらも大好きな俳優、大泉洋さんのホロスコープを分析してみました。
洋さんにかかるとどんなことでも「面白く」なってしまう。
ただ車に乗っていても面白い。
車酔いして真っ青になっても面白い。
雨に降られてずぶ濡れになっしまっても、予約した飛行機に乗り遅れてしまってもきっと面白い。
どんな状態に陥っても笑い飛ばして福を呼び込む才能の持ち主、と言ってもいいほどの陽の気をまとった人です。
かといって面白いだけではない、時々垣間見える寂しさや悲しさや苛立ち、攻撃性。
それらの人生の闇とも言えるような諸々を抱え持ちながらも、
ちゃんとも理解したうえで「笑い飛ばす」ところがこの人のすごい所なんだと思います。
今の洋さんがあと15歳若かったら、是非「ルパン三世」を演ってほしい!
目黒祐樹さん(ン10年前の話しです)より、小栗旬さんより、
ここは大泉洋でしょう!!
って思うんだけどなぁ。。。
時期がなぁ。。
残念
大泉洋さんは1973年4月3日15時5分、北海道江別市生まれということです。
このデータを正しいものとして分析します。
太陽は牡羊座、月も牡羊座で、DAIGOさんと同じですね。
一番になりたい欲求と、アグレッシブに行動するエネルギー。
方向さえ定まれば、素直に力を発揮できる組み合わせです。
強調される半球は西。
これは相手のため(又は誰かのため)に自分を省みず尽くす傾向をお持ちであることを示しています。
サービス精神が旺盛なのです。
そしてまず目立つのが8ハウスにある太陽、金星、月のコンジャンクションです。
金星は太陽と月のちょうど真ん中に位置していて、金星=太陽/月というミッドポイントが成り立ちます。
欲求(月)とエネルギー(太陽)が統合して現れる先は金星の美意識とバランス感覚です。
何をするにも、美的でバランスが取れていることが、彼にとっては重要であることを示します。
金星は2ハウスと9ハウスを支配するので、美意識を感じられることに自己価値を感じ、
それが彼の精神性にも繋がっていると言えるでしょう。
私は吉凶を言うのは嫌いですが、この配置は「吉相、美徳」と言ってもいいくらいです。
洋さんはかなり言いたい放題にものを言っているように見えるのですが、決して嫌味ではないし、
かなりシリアスなことでも面白く話せてしまうのは、この金星のおかげかも知れないと思います。
牡羊座はシリアスさを人に見せるのを嫌う傾向があるので、なおさらです。
それで
この三つの天体は8ハウスなんですよね。。
8ハウスはどちらかと言うと「他者中心」のハウスです。
8ハウスに位置する月の欲求は基本的に「他者に奉仕すること」で満足するといわれています。
とすると、洋さんが満足を感じるためには他者の満足があることが前提になるのではないでしょうか。
自分だけがいい思いをするのではなく、他の人もいい思いをして欲しい。
これが洋さんの基本として存在する。
事実、彼のおしゃべりは小気味よくて楽しいですし、風通しがよくて嫌な気分になることがありません。
聞いている方は気付かないうちに自然にカラッとした気分になっているんです。
月は11ハウスを支配していて、この「思いやり」とも取れる欲求は、
「仲間のため」または「自分が愛される存在であることを確認するため」であることを示唆しています。
いずれにしても、自分自身と同じように周囲の人のことも大切に思っている、ということでしょうか。
これが彼の人気の秘密なのかもしれません。
俳優とか言う前に、とてもいい奴なんですよねー。
そして、この三つの天体はノード軸とスクエアになっています。
出生図の分析ではノード軸は母親を示すので、お母様の影響ですね。
お母様はどんな人なのでしょう。
ご両親ともに教師だそうですが、ネットの情報を探すと面白いエピソードしか出てこないんですよ。(抱腹絶倒のエピソードもありますが、ここでは割愛します)
洋さんの面白さは、まずはお母様に培われたものなんでしょうね。
でも面白い母っていいですよね。それだけで人生明るくなります。
私もそんな母が一人欲しかったです。。
日本語が変ですね。笑
一家に一台、みたいな。
情報によると、お父様も相当面白い人のようです。
おぉっと、こりゃあ、、
一家に二台も! ←違う
ええっと、、
さらに、この3天体にはMC軸にピッタリと乗っている海王星がトラインです。
MC軸に近い海王星は「自我の喪失」を意味したりもするのですが、この場合は違うと思います。
海王星は5ハウスの木星火星(創造的な意欲)とセクスタイルでもあるので、「創造性」と取る方がしっくりします。
また、MCに関わる海王星は、やはり「芸術や芸能」につながります。
この海王星は7ハウスを支配するので、「人間関係、公衆との関わり」において力を発揮します。
天王星はゆるく土星とトラインですが、ノーアスペクトといってもいいかもしれません。
独自性、個性がホロスコープ全体を牽引する。
2ハウス(自己価値)にあるので、芸術芸能に携わる人にはプラスに働きます。
だんだん「らしく」なってきました。
土星の状態はどうでしょうか。
土星は水星とスクエアになっています。
これはコミュニケーションの制限を意味するもので、うつ的傾向を表すものであったりします。
しかし、前回書いたように「表現のレベル」でいうと、それは低いレベルの表現です。
この組み合わせが高いレベルで表現されたら、「程よく統制の取れたコミュニケーション」「深い考え」ということになります。
私はメディアで見かける彼を知っているのでこのように取るのかも知れませんが、先の金星の状態や土星は逆行ではないということを考えると、後者の方が違和感が無いのです。
さらに水星は冥王星から強い力を受けています。(クインデチレ165度)
これは抑圧というよりは「しゃべりに対する強いこだわり」と言ってもいいでしょう。
冥王星は1ハウスですが、2ハウスに駆け込んでいるので2ハウスとして考えることもできます。
自己主張、自己価値を表現する対象(手段)として7ハウスの水星(コミュニケーション)に注目している。
水星はアセンダント(自己像)と10ハウスを支配。
こだわりを持ったしゃべりをすることが仕事とアイデンティティに繋がる。
スクエアで関わっている土星は10ハウスに在住。
コミュニケーションの仕事に適性があります。
魚座の水星なので、思いやりをもった奉仕的なコミュニケーションです。
ああ、ここでも出ました。
意外にも洋さんのキーワードは思いやりのコミュニケーションなんですね。
程よく統制されたコミュニケーション=いい感じでしゃべることは、洋さんが洋さんであるためにとても重要なことのようです。
言いたい放題にしゃべっているようですが、それは鋭い勘で嗅ぎ分けられた言葉と絶妙のタイミングを選んだ上でのことなのだと思います。
洋さんはあくまでも俳優なのであって、コメディアンではないのにトークが印象的なのは、こういう理由があったのですね。
また、このハードアスペクトがあることで、ただ楽しいだけの人ではない「深み」が表現できるのではないでしょうか。
彼のシリアスな部分もまた魅力的です。
この方も相当頭がいいのだと思います。
DAIGOさんもなのですが、ご両親との関わりにおいて特筆するような葛藤が見受けられないです。
今生を楽しむことを誓って生まれてきたかのように見えるのです。
「人生何回目」という言い方があるのですが、この人も相当老練な魂の持ち主なのかもしれません。
そういえば、洋さんの7歳年上のお兄さんは地元の進学校からストレートで早稲田大学に合格した秀才なんだそうです。
それを見習って、洋さんも早稲田を受験しましたが不合格だったのですね。
一浪してまた早稲田を受けますが、また不合格。
つまり二浪です。
で、結局三回目もダメで「北海学園大学」という地元の大学に通うことになりました。
彼はこのことで大層気落ちして、あの面白いお母様が心配するくらい、すっかり自信をなくして意気消沈していた時期があったそうです。
でもこの北海学園大学で演劇研究会(後のTEAM NACS)に入ったことで転機がおとずれます。
これがきっかけで北海道のローカルバラエティ「水曜どうでしょう」に出演することになり、そこからジワジワと人気が出はじめたのです。
(この頃のトランジットやソーラーアークを調べたら面白いかもしれません。)
二浪もしたのは、若い洋さんが遊んでばかりいて今を生きるのが楽しすぎて、あまり真剣に受験勉強をしなかったからなのですが、その延長が「水曜どうでしょう」で人気を得る元になったわけで、
一ファンとしては、彼が二浪して北海学園大学に行ってくれて本当によかったです。
二浪万歳!
もし真面目に勉強して希望通りに早稲田に行っていたら、人気俳優大泉洋は存在しなかったでしょう。
それどころか「土星スクエア水星」のネガティブな部分が発動して欝っぽくなってしまって、MC上の海王星が「自我の消失」を招いていたかもしれません。
まさに人生は塞翁が馬、あざなえる縄の如し、
上手くできてるんですね。
だから安心して今を生きましょう。
ホロスコープ図だけでは味気ないので、ポートレートを付けてみました。
「お写真どうでしょう」
次回は牡牛座です。
もう1年の三分の一が過ぎようとしています!
早いです。加速しています。
ウカウカしていられないわぁ。
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