宮古島レポート -2-

ウミガメシュノーケリングツアーに行きました。


ガイドの方が2人付いてくれて指導と案内をしてくれて、写真を撮ってくれるというアクティビティーです。


私は18歳の時に一度だけシュノーケリングをしたきりなので、まっっったくの初心者です。

それでもなんとかウエットスーツを着込み(レンタルです)、シュノーケルと足ひれを付けて、いざ海へ!


場所は南部のシギラ海岸。

比較的ウミガメ遭遇率が高い場所だそうですが、素人には探せません。

ここはガイドさん頼みです。


当然うまくシュノーケリングができるはずもなく、海水をしこたま飲み込みながら、時には息ができなくてパニックになりながら、、時には足がつったりしながら、、、

浮き輪の紐を握り締め、見よう見まねで必死でガイドのお兄さんについて行きました。

まだかまだかと思いながら、ついていくことしばし。


ついにウミガメに会えました!!



アオウミガメです。

思ったよりも小さいです。60センチぐらいでしょうか。

前に沖縄の美ら海水族館で見たウミガメは1メートルぐらいあったように思いました。

内心、デカいウミガメってどうよ?と思っていたので、宮古で遭遇したウミガメはとても可愛くて。


海に入ったのが午後3時半ぐらいで引き潮だったので、沖に行かないと会えないかもしれないと聞いていたのですが、思いのほか浅い場所にいてくれました。

それも2匹も!

彼(彼女?)は海底にいて、藻のようなものを一心不乱に食べていました。


そして、息をするために時々浮上してくるのですが、その時がシャッターチャンスです。


写真は撮ってもらったものです。

シロウトは溺れないようにするのが精一杯なので、とても写真を撮るヨユウなどありません。

ガイドは2人いて、誘導してくれるのはお兄さん、写真を撮ってくれたのはハタチ位の女の子でした。


彼女、すごかったです。

もしかして人魚なのか?と思うほど自由自在に水中で動き回り、信じられない角度でカメラを構えてとても沢山の写真を撮ってくれました。感謝!




近年の宮古島はリゾート開発が加速していて、あちらこちらで建物の工事が行われていました。

下地島に新空港ができ、今はLCCのジェットスターだけが乗り入れていますが、そのうちに海外のプライベート機も受け入れるそうです。

そのようなセレブなお客さんを受け入れるために、超高級ホテルなどもバンバン建設しています。


ホテル間の競争も厳しいと見えて、自分のホテルでお客さんに見せるためにウミガメを捕まえていってしまうので、だんだん海で遭遇できなくなりつつあるのだそうです。


なんとも悲しいことです。

あのウミガメちゃんたちは捕まらないで欲しいと願わずにはいられません。

(美ら海のウミガメたちはプールに入れられていました。悲)




さて

海から上がったら海水を洗い流したいですよね!

ここはシギラ海岸。

大手ユニマットグループが手がける高級ホテルが立ち並ぶ地域でもあります。



ジャーーン!

シギラ黄金温泉~~(ドラえもん風に)



温泉だけなら宿泊客でなくても入れます。


さすが高級リゾートだけあって豪華です。

露天風呂にはブーゲンビレアや極楽鳥花が咲き、小さな滝もあって、フロントや脱衣所もとてもきれい。

水着を絞る洗濯機もあっていたれりつくせりです。


泉質はナトリウム塩化物温泉ということで弱アルカリ性、鉄分が多いのか独特の琥珀色をしています。

また独特の匂いがありました。(鉄の匂い?)

この温泉は宮古島の地下から沸いて出ているそうです。

火山があるわけでもないのに、不思議です。



そして、リゾート地にいるというのにそれらしい服を持って来なかった私は、黄金温泉の売店でエメラルドグリーンのサンドレスと迷った結果、家でも着られる藍染のワンピースを買ってしまいました。予定外の出費、、しかし


少しだけ理性は残っていました。笑(家でも着られる)


以降、家に帰るまでずっとこの服を着ていたのでした。



これはウミガメの翌日、東平安名崎で思わず地面に触れたくなってしまった私です。

ワンピースの裾がたくれて、下に履いたヨガパンツが丸見えです。


台風が来ると暴風雨に晒されるためか、ここはまるで高山のような植生です。

天国?を歩いているような?不思議な感覚です。

地面はジワジワと熱く、背中に生命の熱のようなものが伝わって来ました。


先端は断崖で、20メートルぐらいの高さはあるでしょうか。

目がくらみます。

下はターコイズ色に透き通る海。


そして、なんと!

その海の中にはさらに濃いネオンブルーの魚が何匹か泳いでいるのが見えました。


その場に居合わせた見ず知らずの人と代わるがわる覗き込んで、


「イラブチャー(青ブダイ)だ!」

「相当の大物だ!」


と、おおはしゃぎしたのでした。

断崖の上から泳いでいる魚が見えるなんて、思ってもいなかったのです。



一緒にイラブチャーを見ていたお兄さんは、その後「地面に触れて」いました。

真似されちゃったのかも?


まあいいってことよ!

触れてみてよ!


(つづく)

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