chiyoです。
今まで週1回の更新を守ってきましたが、今週は変則になりました。
13日に宮古島から帰ってきまして、東京とのあまりの違いに呆然としてしまいました。
書きたいことが山ほどあって、かえって何も書けないというジレンマに悩む暇もなく、
立て続けにこの土日はティル式占星術の新里先生の来日ワークショップ、というハードスケジュールで。。
来日ワークショップも凄かったんですよ。
ものすごく濃い内容で、二日間で10年分ぐらい?頭を使いました。
二重円から時期表示を考察する、という高度な内容も含み、専門用語を使わずにコンサルテーションを行う練習をしました。
このブログでは私は専門用語をビシバシ使っていますが、実際のセッションではやはり使いたくないのです。
象徴の解釈というものは流動的なので、ひとつの意味に固執してしまうとそれが免罪符となり、物事が進展しなくなることがあるからです。でもこの話しはまた後日。
そして家に帰ると座ったテーブルで寝落ち、翌日はあまりの疲労に寝込むという事態になりました。(だからブログ書けなかったの)
ザビエのリトリートは前半三日間(与那覇前浜よなはまえはま)で、そのあと二日間は東平安名崎(ひがしへんなざき)付近の民宿「さんさーら」に、最後の1日は平良(ひらら)のゲストハウス「TENOWAYA]に泊まり、合計6泊という日程でした。
三日間ホテルに泊まっていて、ホテルで食事をしていたのですが、
宮古島滞在中で一番美味しかった食事はこの「さんさーら」の晩御飯でした。
でも料理の写真が無くてすみません。
撮る前に食べてしまったので、、、
メニューは、シイラのお刺身、モズク、宮古焼きそばさんさーら風、、ご飯と味噌汁。
シンプルなメニューですが、お刺身は新鮮できれいでプリプリしていてとても美味。
モズクは沖縄産独特の極上太モズクで、酢を使わない出汁醤油の味付け、薬味ににんにくの摩り下ろしという食べ方なんですが、これがまた美味しい。
モズク自体がものすごく美味しいのです。
宮古焼きそばは、現地の味付けより薄味にアレンジされていていくらでも食べられます。
美味しい。
ホテルの食事はいわば「店屋物」の味なので、こういう家庭の味に本当にホッとしました。
ご夫婦は名古屋から移住してこられて、ここで子供を生み育て、生活しているのです。
さんさーらの向かいには農家(もともとの住人)があって、山羊を飼っていました。
山羊達は普段は柵の中にいるのですが、1日一回裏の野原の雑草を食べさせてもらえるようです。
写真は子山羊ですが、ちゃんと大人の山羊もいます。
柵から出してもらえた子山羊達は大喜び、ピョンピョン飛び跳ねてまるで「アルプスの少女ハイジ」に出てくるユキちゃんのようでした。可愛い!!
他の家でもあちらこちらで山羊を飼っていました。
不思議に思ってさんさーらのご主人に尋ねると、
「あ、山羊は食用です」
!!!
「だから、あんまり情が移らないようにしているんですけどね。。」
ああ、完全に私は「旅行者」でした。
宮古の人たちは昔から山羊を飼って食用としてきた。
何か行事があると、庭の山羊を〆て振舞うという習慣なのでした。
さすがに現代では個人が山羊を〆るのは禁止されているようですが、しかるべき場所で処理はされているようです。
「去年はもう一頭大きなのがいたんだけど今いませんねぇ。食べられちゃったみたいですね」
と、ご主人。
私は旅行者なので、全くここの「生活」というものを知りません。
しかし私はこういう「リアル」は好きなので、この話でさらに宮古島が身近に感じられたのでした。
因みに「さんさーら」とはサンスクリット語の「サムサラ」からとったのだそうです。
輪廻転生。
「あがりの宿」とは「東の宿」だそうです。
宮古の東の端だから。太陽が上がるから「あがり」。
今度また宮古に行ったら、また宿泊して奥さんの料理食べたいです。
これは伊良部島の渡口の浜です。
与那覇前浜とはまた違うキレのある青さです。
このときは晴れて日差しが痛いほどで、目を開けていられないくらい眩しかった。
地元の人はあまり海には入らないのだそうです。
海は危険なもの、という認識なのだとか。
実際、宮古の海は意外とドン深で、すぐに潮目が変わって、それにハマるとどんどん沖に流されてしまうのだそうです。
そういえばレンタカーのダッシュボードに
「海難事故のほとんどは観光客です」
と書いたステッカーが張ってありました。汗
こちらはザビエのリトリートの会場から歩いて5分の与那覇前浜です。
先週の動画もここです。
渡口の浜とは違って、浅い青です。
海底が真っ白なので、クリソプレーズやシーブルーカルセドニーのような色です。
美しい。
ワークショップが始まる前の朝の時間です。
真ん中が私(偶然です)向かって右があまりんさん、右端で手を上げているのが小泉まーりさんです。
まーりさんとは初対面ですが、偶然一緒に浜に出て海に入り、子供みたいにキャーキャーはしゃいでとっても楽しかったです。
結構岸に近い場所なのですが、あと5メートルも沖にいったらもう足は付きません。
ドン深。
最後にマリンロッジ・マレアから一度だけ見えた夕日(らしきもの)です。
雲が無かったら素晴らしい、らしいです。
次はフルで見たいものです。
(次回に続く)
0コメント