今回は藤田ニコルさんこと、にこるんのホロスコープを読んでみました。
最近グッといい感じになってきたと思っていたら、昨年「情熱大陸」や「アナザースカイ」に出ていたんですね。
私はあまりテレビを見ていないので、見逃してしまいました。
GYAOとかで見れないかと思っていろいろ探しましたが、駄目でした。
中国語の配信サイトがありましたが、登録しないといけないし、中国語が全く読めないので諦めました。
料金とかも良く分からんし。
なんかヤバそうだし。
偏見?
までも、私の見方はこんな感じ、ということで見ていただければと思います。
ニコルさんは1998年2月20日午前5時56分、ニュージーランドのオークランド生まれです。
これはテレビで放送されたデータです。
ニュージーランドは北島と南島に別れていて、オークランドは北島にあります。
私はニュージーランドは良く知らないのですが、日本よりは時間の流れは格段にゆっくりしていそうです。
ニコルさんのの太陽は魚座、月は射手座です。
射手座の月の欲求とは、高い向上心で真理を追求し、主張し、「その意見を尊重されたい」というものです。
そういう欲求を、人と同化して感じて理解して奉仕的に振舞う、というエネルギーで満たしていくのが基本スタイルです。
芸能界は魚座の要素の強い世界ですから、ニコルさんの太陽には居心地がよいでしょう。
一方、射手座の月は火のエレメントの柔軟サインです。
自己主張をして、他者に対して「何か言いたい、伝えたい」という欲求があるのですね。
そして、その主張をしかるべき形で評価されることを望んでいます。
なので当然、おとなしくはありません。
初期のニコルさんは可愛らしい容姿でおバカキャラで売っていましたが、
実際にはそこからはとても想像できない程の、意思的な内面を持っています。
最近のニコルさんは、「大人として見て欲しいし、そうなれるように努力する」という主旨のことを言っていますね。
とっても「らしい」と思います。
ニコルさんのチャートでまず特徴的なのは、3天体のコンジャンクション(魚座の太陽、木星、水瓶座の水星)に冥王星に強化された月がスクエアになっていることです。
冥王星と月の組み合わせは「母親からの支配的とも言えるほどの強い影響」を示す場合があります。
この強い力はニコルさんの太陽(自我)、木星(信念)、水星(思考)に強い影響を与えました。
冥王星は又、ノードに対してもスクエア(冥王星と月と同じ意味)で、さらに強調されています。
ネットの情報ですが、お母様は世界を旅していた奔放な女性で、オークランドで一人でニコルさんを産みました。
ご結婚したのかどうかは分かりませんが、出生証明書は「Fujita」になっているので、多分未婚の母なのだと思います。
ニコルさんが3歳のときに、お父様とは離別して日本に帰ってきたのだそうです。
これは大変なことだと思います。
お父様とはそれ以来ほとんど会っていないということですが、ネットには最近撮ったらしいお父様とのツーショットのプリクラがあります。
ニコルさんは英語はしゃべれないそうです。お父様も日本語は分からない。
でも落ち込んでいるような様子もなく、暗さを感じさせないのは不思議です。
なんでそんなにあっけらかんとしていられるのでしょうか。
チャートでは土星は金星にスクエアになっていて、父親との関係からの男性観への影響があるかもしれないとか、情緒面が制限されているかもしれない、とかの見方ができます。
さらに、土星は太陽と月のミッドポイントにもスクエアなので、思考と行動の全てにこの問題(お父様との関係に起因する諸々)が関わってくると考えても言い過ぎではないと思います。
逆行はしていないのですが、行く行くは放置できない問題として向き合わないといけない時が来るのではないでしょうか。
金星は12ハウスなので、もしかしたら感じているはずの微妙な柔っこい気持ちを表に出さないのかもしれません。
山羊の金星だしね。(土星は12ハウスを支配、、神経系、内分泌系の疾患に注意)
金星は、土星の他に冥王星からもセミスクエアを受けているので、
ご自分の情緒面をどのように理解していくかが、ニコルさんがこれからの親密な人間関係を作るうえでの課題になるのかもしれません。
あと、
8~9歳の頃に金星→海王星、海王星→天王星、というソーラーアークがあります。
この頃に、「自分の出自」に関して困惑して、いったい自分って何なんだ?ということに気付いたりしたのではないかと思います。
いわば、「もの心がつく頃」でもあり、自分の家庭環境が他の子の家とは違うと認識したのではないかと推測します。
でも、本当のところはご本人に聞いてみないと分かりません。
さらにソーラーアークは、11歳の時に天王星→アセンダントというのがあります。
なにか行動を起こしたのでしょうか?
天王星ですから、かなり勇気を出して激しい緊張を強いられながらの突発的で革命的ともいえるような行動です。
情報では、この年に「Popteen」のオーディションに応募してモデルとして採用されていたのですね。
11歳って。。。!
働きづめおお母さんを助けたくて「仕事をしよう」と思ったんだそうですよ。
学校にもあまり行かなくなって、引きこもりがちだった女の子がなんでこんな強さを発揮できたのでしょう。
ニコルさんは生まれたのはニュージーランドですが、3歳のときに日本に帰って(移住して?)きました。
このような場合、彼女の活動の場はもはやニュージーランドではなく、日本です。
そこで、子供の頃に住んでいたのは埼玉県だそうですが今いる所は東京なので、東京のリロケーション図を新たに作りました。
すると、ちょっと驚きです!
リロケーションというのは、出生地から遠く離れたところを仕事の本拠地にしている場合や、移住した場合などに、今現在の位置でチャートを計算しなおしたものになります。
リロケーション図では冥王星と月がMCと重なっています。
そして、第1ハウスに4つの天体(水星、太陽、木星、火星)が入って強力なステリアムになっています。
リロケーションによってMCのサインは蠍座から射手座に替わり、仕事における方向性は、
蠍の「深い人生観の発達」とか「真実を見抜いて影響力を持つ」という方向から、
射手の「自分を証明するためのチャレンジ」や「気持ちを高揚させる」という方向に変わりました。
月も射手座なので、さらに木星的なおおらかで明るい主張的な面が強調されることになったのですね。
ニコルさんのおおらかさは3歳まで過ごしたニュージーランドの空気によるものもあると思いますが、この強調された木星のエネルギーでもあるのかもしれません。
またMC上の冥王星は「旺盛な露出願望」とも言われていて、人前に出ることに喜びを感じたりすることもあるようです。
そして1ハウスのステリアム。
1ハウスが象徴することは「自己主張」です。
その中にMCを支配する木星も入っていて、さらに木星が強調されています。
他には自我を表す太陽、、意欲に火をつける火星、思考を伝える水星が入っています。
その全てが「自己主張をする方向」に働くのです。
どちらの図でも、MCからディスポジターをたどれば12ハウスの天王星(ファイナルディスポジター)に行き着くのですが、
東京の方がシンプルで、MCにアスペクトする天体も2個から6個に増えて、可能性も増えたのではないでしょうか。
そして、この1ハウスのステリアムはMC上にある冥王星と月から強力に力を与えられています。
お母様から強すぎるほどの影響を受けたニコルさんですが、今度はそれが逆に仕事の可能性を増やすことに繋がっているのです。
人生とは分からないものです。(良い意味で)
図らずもお母様がニコルさんを連れて日本に戻ったことで、ニコルさんの可能性は拡大したのです。
最近彼女はYouTubeも始めたようですね。
いくつか見ましたが、言っていることに嘘がない、気持ちの良いものでした。
「芸能人はYouTubeをやるな」などと言われたりもしていますが、「批判も恐れない」と公言しています。
あまりにもあっさりと言われてしまうと、人は反論できないものです。
ご本人は「本業はあくまでもモデル」と言っていますが、
本当にやりたいことは「意見を発すること」だと私は思いますよ。
自分でブランドを立ち上げたりもしているようです。
なんとなく、益若つばささんや若槻千夏さんを彷彿とさせるポジションを築きつつあるように思えます。
こちらは実業家というよりは、自己表現の一環かな?と思ったりもしますが。
彼女にはこれからも批判を恐れずどんどん発言して、
にこるん流の視点で、若い人たちのオピニオンリーダーとして活躍してほしいな、と思います。
水瓶座の水星、ファイナルディスポジターの天王星ですから、独自の視点、個性的な物言いが可能になるのですね。
天王星はアセンダント(1ハウス)を支配しているので、彼女の主張はさらに個性的に独自性を発揮していくでしょう。
柔軟サイン(射手座、魚座、双子座)のMCは複数の系統の仕事をもつ可能性も多々あるので、モデルもやりつつ、といったところでしょうか。
ただひとつ気になるのは、金星に象徴される情緒面です。
スクエアで干渉している土星が12ハウスを支配することと、水瓶座と魚座に緊張が集っているので、神経系や内分泌系、血液関係の病気や中毒にはくれぐれも注意してもらいたい、と思うのです。
(もう親の目線ですね)
* * *
次回はベッキーさん、やってみようと思います。
最近ご結婚されたそうですね!
彼女も魅力的だよー。
幸せになってほしいな。
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