2019年が明けてから半年が終わりました。
早いものです。
後半のあと半年、どのように過ごしますか?
chiyoです。
蟹座です。
蟹座というと、母性、感情、保護、育成、、等といわれています。
一般的にはとてもセンシティブ、女性的でやさしいイメージです。
が、
私はけっこう激しさも感じます。
蟹座は水のエレメントの活動宮です。
劇的なほどの激しい感情や、結果を省みない猛攻、
以前にも書きましたが、統計をとった結果、蟹座の格闘家は獅子座の次に多かったのです。
獅子座の格闘家が多いというのは分かりやすいです。
一般的には、
絶対的な存在でいたい、自分をアピールし注目を集め、誇らしく賞賛を浴びる、
というのが獅子座のステレオタイプです。
一方優しいはずの蟹座の場合は、臨戦態勢に入るとものすごく攻撃的になって、有無を言わさずに相手を打ち負かしてしまう、という面を持っているように思います。
蟹座が戦いを挑むときには、必ず感情的な理由があるようです。
誰かのため、自己の証明のため、何かのため、、
何らかの大義名分が生じたとき、又は保護や世話焼きの本能に火が付いたときに、蟹座の闘争心は結果などを計算することなく、捨て身の攻撃を仕掛けてくることがある。
獅子座の格闘家と蟹座の格闘家では、少しばかりその動機が違うのかもしません。
アメリカの石油王ロックフェラー1世は1839年7月8日生まれの太陽蟹座の人ですが、自分のビジネスにとって「敵」と見なした相手は情け容赦なく倒産に追い込んで、抹殺していったということです。
彼の場合、MCが山羊なので、
特にビジネス面で、一族を含め自分の利益を守るために攻撃的になることがあったのかもしれません。
言うまでもなく、身内にはとても手厚かったそうです。
ざっとですが、幼少期は不遇だったように見受けられます。
影の薄い父親と理性重視で甘えさせてくれない母親。。
その逆境を跳ね返し、自身のビジネスを守るために、また身内や仲間のために、彼は全身全霊で戦ったのでしょう。
3ハウスカスプの双子座の月、月と水星のミューチュアルレセプションは弁が立つことを表しています。さらにこの水星はMCに対してクインデチレ、仕事におけるコミュニケーションのこだわり。交渉上手、とでも言ったらよいでしょうか。
月は太陽を支配する蟹座のルーラーでもあり、ノーアスペクト。強いです。
双子の月なので、才気煥発なやり手でありたいという欲求の持ち主ですね。
MC軸に乗った太陽とか、あと、8ハウスの強調ですね。(MCを支配する土星が8ハウス在住。その土星を支配する木星が8、9ハウスを支配。太陽とスクエアの冥王星は元々は8ハウスの支配星)
8ハウスの意味合いは研究や価値の共有、社会貢献、、財産や遺産の管理もその範疇です。
石油は元々地球の財産であり、遺産でもあり、そこに土星とMC(ビジネス)が強く関わっています。
また、財を成してからは大学や財団を設立して社会事業も手がけています。
90度ソート表(ミッドポイント)です。
MC=木星/冥王星なんていうミッドポイントもあります。社会的大成功。
そしてビジネスをするのに必要な冥王星、土星、火星が目立っています。
牡羊ポイントの水星/土星は制御されたコミュニケーション、軽々しい言動はせず、言葉に対して慎重であることを物語っています。
持ってますね。すごいなー。
まだまだ見るべき箇所はありますが、それはさておき、
蟹座が物事を最終決定するとき、根拠にするのは感情です。
感情的にしっくり来ないことは選べない。
感情的に嫌なときは断固拒否。
逆に感情がOKなら、大抵のことはやってのけます。
これは蟹座に特徴的な直感のなせる技なのかもしれません。
直感でピンときたものは、後々とても役に立ったりするし、真実を孕んでいたりするものです。
私達は頭で考えすぎると正しい選択ができなくなりがちなので、直感を信頼することは重要です。
仕事でも人間関係でも、やっていることがだんだん嫌になってくるときは、直感を無視してしまった結果、「感情が納得していない」ことが原因であることが多いのです。
「感情」は理論などに比べれば低く見られがちですが、動機になるのが感情なら、最後に行き着くのも感情。とても重要です。
蟹座は水のサインなので、その感情を共有することで周囲と親和しようとします。
それが上手くいくと、お互いに通じ合うことができ、共有できることが増えて、
グループが平和で安全になってきます。
これは蟹座の真骨頂ともいえる能力で、蟹座=母性といわれる所以です。
ただし、
これがレベルの低い表現になると、境界線を引き、排他的で、グループ内の没個性化という方向に流れていってしまうこともあります。
(同じ性質の正の表現と負の表現という意味でご理解ください)
蟹の甲羅は硬いけれど、それゆえに中の内臓は守られています。
ここまでは〇だけど、ここから先はXみたいな線引き。
境界線、、これも蟹座のキーワードです。
蟹座はやさしく親和的な面と、アンビバレントな攻撃性、この二面が共存しているような気がします。
そのどちらにも鋭い直感が関わっています。
どちらに振れるかは、「どれだけ安心感を保っているか」で決まります。
蟹座に必要な感覚は、安心感であると言えるでしょう。
蟹座のルーラーは月です。
占星術では月は素の感情、根源的な欲求を表します。
理論や慣習とは無縁の世界、直感、インスピレーション。
理屈抜きの欲求。
とても大切な部分です。
パーソナリティーを見るとき、私は太陽と同じくらいに月を重要視します。
太陽は総合的な表現のタイプを表すのに対し、
月は根源的な動機を表すものと考えるからです。
ロックフェラーの月は双子(しかもノーアスペクト)でしたが、もしこれが牡牛や魚だったら石油王にはなっていなかったのではないかと思います。
その行動、その考えの動機は何なのか。
ネイタルの月の状態はその人の根源的な欲求を表しています。
タロットの女教皇の画像を挙げましたが、その象徴するものは月の要素です。
全ての知恵を内包しているが、自ら動き輝くことはない。
月を輝かせるためには太陽のエネルギーが充填されなければなりません。
月は母親、女性を表すこともあります。
女性だって最近は自ら輝いていますが、これは象徴的な意味合いです。
受動的であり、「受け入れる」懐の深さを必要とされているように思います。
月は境界線に保護され、刻々と変化しながら、自分の中の最も繊細で大切なものを映しています。
内省的で受動的、全ての知恵(直感や感情)を内包する、
それは自己の内面に深く根ざして灯り続ける小さな炎のようです。
蟹座のナチュラルハウスは4ハウスです。
4ハウスの体験領域は「家庭」です。
誰でも幼少期の家庭環境から大きな影響を受けているものです。
自分のルーツ。
ここから私の人生は始まった。
人格を支える情緒的な土台は家庭です。
それは無意識の領域にしっかりと根付いていて、なかなか意識できないものかも知れません。
内なる恐れ。内なるシャドウ。
4ハウスが緊張している場合、初期家庭における根深い課題があるかもしれません。
4ハウスと10ハウスのカスプはMC軸ですが、両親軸とも云われます。
カスプだけでなく、4ハウス10ハウスそのものを指すこともあり、親との関係などを見ることができます。どちらが父でどちらが母か?というのは占星家によって、また場合によって異なります。
また、職業分析では「家」から敷衍して「建築」や「インテリア」などを示すこともあります。
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次回は蟹座の誰かを探して分析します。笑
「宮古島レポート3」も書きかけで下書きに保存されたままなので、
そっちを仕上げた方がいいのかな。
ちょっと、、
飼っている猫が悪い病気になってしまって凹んでいます。
15年も一緒に暮らした家族なので、
残り少ない日々、精一杯感謝をこめて、
できるだけのことをしてやろうと思っています。
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