暖かくなりましたね。
先日は早くもウグイスの声を聞きました!
この時期、明るくなった日差しにウキウキして薄着で過ごし、風邪を引くという、、
もはや恒例行事と化しているのですが、やっぱりやってしまいました。
気をつけているつもりではありますが、これだけは何故か学習できません。
だってお日様がぁ~、明るいからぁ~
おまけにまぶたが勝手にピクピク動くんです。
まさか、神経が壊れた?
集中できません。誰か助けて。
さて
魚座です。
日本は4月が新学期なので、魚座(牡羊座も少し)の太陽を持つのは学年の中でも最も遅く生まれた人たちです。
幼いうちは体格差が出てしまい、足が遅かったりして何かと苦労もあったかと思います。
しかし、魚座は実はとても強いんじゃないか?というのが私の印象です。
一時期、私は魚座気質に憧れていました。
特別にガツガツと頑張っているように見えないのに、気が付くとさりげなく傍にいて、自分の意見はしっかりと持っている。
そのソツのない自己主張、人の気持ちを汲むのが上手く周囲に溶け込み、気を配れる視野の広さ、、
なぜか憎めないその言動、、
獅子座の私からは「エスパーか?」と思えるくらいに進化しているように見えたものです。
桑田圭祐さんは、初期の頃は歌詞がけっこうアレで放送禁止になったりもしていましたが、人々からの支持はゆるぎないものでしたし、彼のことを嫌いという人に会ったことがありません。
それは志村けんさんもしかり。「バカ殿シリーズ」はセクハラギリギリな部分があると思うのですが、それでも笑って許せてしまう。また見たいと思わせる可愛げにあふれています。
オリエンタルラジオの藤森慎吾さんは、チャラ男というジャンルを築いてしまいました。これは「ギリギリでも許せてしまう」魚座ならではの絶妙な距離感のなせる技なんじゃないかと思うのです。
芸能界には魚座の人が多いと思うのですが、どうでしょう。
統計を取ったわけではないのですが、タレント、俳優、歌手、、
とくに魚座の歌手は多い。(乙女座も多い気がしますが)
歌、というのは短い時間の中にストーリーや感情、、
情景や場面、気持ち、イメージや体感、意志や人生、、などをメロディーと共に詰め込んだものだと思うのです。
それを表現するためには、「分かって」いないとできません。
その上で人前でのパフォーマンスですし、客観性も必要とされる、ものすごく高度なものだと思うんですね。
自分に酔っていないで、どこかで自分を無にして人を酔わせないと売れません。
「独りよがり」では決して成り立たないものです。
それができないと、下手をするとジャイアンの歌になってしまいます。
魚座は水のエレメントの柔軟サインです。
水は感情をあらわし、また、他と同化することも表します。
柔軟サインなので流動的です。
カメレオンのように相手に合わせて変幻自在に形を変え、時には強大な力にもなる。
魚座は形のないもの(心)を感じて理解して、周囲と同化して丸ごと受け入れたうえで、イメージにして相手に還元する、
そんな質を表現しているのかもしれません。
それはみんなが求めているものを見抜く力でもあると思うのです。
そんな魚座の支配星は海王星です。
占星術での海王星は、「夢や理想」を現すといわれています。
公転周期は165年です。ひとつのサインに14年ぐらい留まります。
天王星の84年の倍!です。
冥王星と同様にとても動きの遅い天体なので、同年代の人は同じサインの海王星を持っているかもしれません。
そういうところから「社会全体の夢や理想」を示している場合もあります。
海王星〇〇座の世代、なんて言い方もあります。(土星、天王星、冥王星も同じ)
土星以遠の天体は社会天体、トランスサタニアンと言われます。
また、海王星には「芸術表現」という側面もあります。
特に金星や月が関わると、芸術方面の可能性が濃く出てきたりします。
(実際、芸術家やアーチストにはこのような表示が非常に多いです。実は私にもいくつかあります)
もうひとつ、海王星には、「不安や困惑、見かけとは違う何か」を表すこともあります。
茫洋として掴みどころのない不確かさ。
夢や理想は形のないものですし、簡単に汚染されてしまうという側面もあります。
ネプチューンは海の神ですが、時には多くの人を溺れされ海底に沈めたということです。
その辺からの意味づけでアルコールや薬品、中毒、などを表すこともあります。
海は深層心理の象徴でもあります。
海王星が支配するのは12ハウスです。
12ハウスを説明すると本1冊分のボリュームになると言われています。
それは、潜在意識や集合意識を説明しないといけないからです。
なので、できるだけ頑張って説明します。
牡羊座から始まって様々な体験をして10ハウスで社会的なゴールにたどり着いた後、11ハウスで更なる可能性や独自性を追求する領域に入りました。
12ハウスはその更に先の領域、ということになります。
浜辺に立って寄せては返す波を見るとき、私達は波の下にある「大海」の存在を忘れています。
波の一つ一つはそれぞれ形の違うものかもしれません。
寄せてくるタイミングもどれ一つとして同じではありません。
でも、ひとたび海中に潜れば、水は全部繋がっています。
波の一つ一つは現れ方はそれぞれ違っても、結局は同じ源のひとつの表現形態にすぎない。
または
蓮の花を見たことがあるでしょうか。
蓮の根は水中の泥の中で全部繋がっています。
あるレンコン農家の取材番組をテレビで見たのですが、農家の人がそう言っていました。
花の一つ一つはそれぞれ違っても、根は全体として繋がっている。
人間の意識も実はそれと同じで、大元のところではみんな繋がっているわけです。
なんがかんだ言っても優しくされれば嬉しいし、冷たくされたら悲しい。
夏は暑いし冬は寒い。
人類みな兄弟。
101匹めのサルの話しをご存知でしょうか?
長崎県の幸島(こうしま)に棲むサルたちはサツマイモを海水に浸して食べていました。
そうすると塩味がついて美味しくなるからです。
ある子ザルがそれを発見して、島全体のサルに広まったそうです。
ところが、しばらくすると遠く離れた別の島のサルも芋を海水で洗い始めたそうです。
幸島は離島で、隣の島でさえもサルが泳いで渡ったりはしないのにです。
じゃあ誰が教えたんでしょう?
意識が伝播したとしか思えない。
というお話です。
意識が集れば、集合意識となり、言葉で伝えなくても伝わっていく。
時代の風潮とか、民族性とか、誰かが説明したわけではないのに誰もが知っている。
共通の夢や理想、集合意識、、そういったものを表現する領域が12ハウス。
「繋がっている」というのは時間も同じです。
私達は時間は直線的に進むと思っていますが、実はそうではなくて「毛糸球のようなものだ」という考え方があります。
「接点」さえつかめれば、過去にも未来にも別の次元にさえも出入りできる。
ただしそれには意識の基準を変える必要があります。
そのために私はノウイングスクールに行ったりしたんです。
アカシックを読むとは、まあ、そういうことです。
(でも意識の基準を変えるとは、シンプルですが簡単なことではありません)
12ハウスの体験領域とはそんな領域だと思います。
12ハウスは「隠された部屋」「窓のない部屋」などとも言われます。
12ハウスに入った天体は力を発揮できない、とも。
隔離施設や病院(難病)を指すこともあり、なにかと暗くて残念な雰囲気が漂っていますが、本当にそればかりしょうか。
大物政治家や大物アーティストの中には12ハウスに天体が集中している人がかなりいます。
マドンナもビヨンセも12ハウスに星がいっぱい。
マドンナなんか太陽も12ハウスです。
もちろん星とアスペクトの組み合わせもあると思います。
(2人とも一緒に冥王星も入っています)
12ハウスということは、アセンダントに近い場合もあるので、この2人に関して言えば、
集合意識+自意識+影響力(冥王星)ということになり、公衆に向けて強い影響力を持つという可能性が出てくるのです。
また、12ハウスは国家や巨大な組織を表すこともあり、そのようなところに関わる可能性もあるのです。
集合意識ということを考えれば、容易に納得できることです。
でもどんな場合でも見方を変えるだけで、現れ方も変わってくると思うのです。
視点を変えれば世界は別物です。
どうせなら、より実りのある見方をしたいものですね。
蝶のサナギの中身はドロドロなんだそうです。
幼虫のときに蓄えた全てを一旦液状化して全てを統合し、羽化する時を待っている。
12ハウスは来るべきアセンダントで羽化するためのエネルギーを蓄える場所なのかもしれません。
次回、藤田ニコルさんか、ベッキーさんのホロスコープを見てみようと思います。
今のところはニコるん押しです。
でもベッキーも魅力的だなぁ。
どうしよう。
0コメント